竹田昭彦日誌(#01)5月11日(日)
〈 四国霊場1番 霊山寺から出発 〉
四国霊場第1番目の霊山寺山門から出発する平和行進(左)筆者
 国民平和大行進の「四国→広島コース」は、徳島県鳴門市の霊山寺(りょうぜんじ)から出発しました。霊山寺は、四国八十八ヶ所霊場第1番目のお寺です。四国の平和行進が、八十八ヶ所のお寺からスタートするのは初めてだそうです。そして、2番目の極楽寺を通り、3番目の金泉寺まで行進します。
霊山寺境内にある原爆の灯
 霊山寺には、1990年から原爆の灯(広島の灯)が灯されています。その場所で、午後の1時から出発集会が開かれ、住職さんから激励の挨拶をいただきました。
住職さんは、「『原爆の灯』と、高野山で1200年前から灯されている『貧女一灯』とあわせた、『平和の灯』を境内で灯したい」と、話されました。
 徳島県平和行進実行委員会は、県内の霊場を全て巡り、住職さんに「非核日本宣言のよびかけ」への賛同署名をいただく計画です。
 今日の行進では、2番目の極楽寺と3番目の金泉寺を訪問し、署名をお願いしました。2寺とも住職さんが不在でしたが、1時間後に帰宅すると伝えられた極楽寺では、行進後に再訪し、住職さんの署名をいただきました。
 私は、納経帖に1番から3番寺までのご朱印をいただきました。平和行進で霊場を訪問し、住職さんの賛同署名をいただくのと、ご朱印をいただくのはたいへん有意義だと思います。八十八ヶ所、全て訪問したいです。予想外の平和行進になりそうです。
 各お寺で、お遍路さんたちに平和行進の主旨を話しますと、「がんばってください」と激励されました。お遍路さんたちが、幸せを願って歩いているのと、核兵器も戦争もない平和な世界を願って行進している私たちと、心の通じ合うのが速いと感じました。
 霊山寺で、写真撮影を頼まれた4人組の女性お遍路さんは、88番目の大窪寺からスタートして、ここでゴールでした。逆巡りは、「ご利益が3倍ある」と言っていました。
また、車で巡っている人もありました。タクシーを利用し、7泊8日で巡る案内書も見ました。料金は、1人なら44万6千円と書いてあります。いろいろな巡礼の方法があるものです。
 平和行進と似ているようで、いろいろな方法で1歩でも、2歩でも、という思いでしょうか。
藍住町を平和行進
 霊山寺の出発に先立ち、午前中に、藍住町役場から勝瑞駅まで平和行進しました。
 これは、出発集会で藍住町役場を使用する関係から、15日実施予定が、急きょ役場の都合で今日に変更されたのです。
 コースは、藍住町役場から出発して、隣の北島町との境にある、JR高徳線の勝瑞駅までです。行進しながら、行き交う車に手を振りますと、車窓から手を振って応えられ、嬉しくなりました。
 このあたりの吉野川の河口から上流にかけては、かって、藍染の一大特産地だったそうです。地元の人は誇りにしており、いろいろ話してくれました。江戸時代の徳島は、全国でも大都市だったそうです。羽振りのよさから、阿波踊りが生まれたのでしょうか。
 今日の参加者と歩いた距離は、午前が60人で5q、午後が40人で3.5qでした。延べ100人と8.5qです。賛同署名は、極楽寺からいただきました。