竹田昭彦日誌(#69)7月13日(金)


〈山で鍛えた足を平和の足に〉

拍子木を鳴らしながら行進する天理教の人
 今日の行進は、高砂市と姫路市です。
 夜半から終日雨降りでした。台風4号が西から近づいており、西へ向かっての行進です。昨日と一昨日は、朝に降っていた雨が、行進になると止みました。今日は、止みません。2度あったことは、3度ありませんでした。水たまりを避けながらの行進です。
 午後に参加した人の中に、天理教の方がありました。拍子木を鳴らしながらの行進です。澄んだ、高い音が響きわたります。私も、借りて鳴らしてみました。小学生のころ、拍子木を鳴らしながら「火のよーじん」と叫び、部落の各戸をまわったことを思い出しました。
 拍子木は、平和行進の鳴り物によいと思いました。拍子木は、一般的に使用できますから、活用してみてはいかがでしょうか。
 兵庫県の行進では、毎日、兵庫労山(日本勤労者山岳連名)の人たちが20人前後参加しています。今日は、目の不自由な人たちでつくる「ハイキング・クラブかめ」のメンバー10人も加わり、大勢でした。雨天にもかかわらず、介護を必要なメンバーを含め、元気な行進でした。私は、大いに励まされました。お疲れ様でした。
雨天の行進=姫路市の市川「永世橋」
 兵庫労山の活発な活動は、六甲の山並みが育んでいるようです。六甲山は、兵庫県の大阪湾に面した都市部の背景に位置し、その山並みが50qも続きます。
 ここを、1日かけて縦歩すれば、ゴミを捨てる気持ちにはならず、他人の捨てたゴミが気になるのが自然だろうと思います。兵庫労山は、六甲山系を縦歩するだけではなく、掃除活動もしているそうです。
 「スポーツは平和とともに」をスローガンに、平和行進へ参加しています。「山で鍛えた足を平和の足に」、いつも行進団の先頭で歩いています。そして、リレー横断幕を交代で持つ役割も果たしていました。兵庫の行進は、1日の歩く距離が長いので、山で鍛えた足が役立っているようです。
 今日の行進参加者は、各区間60〜80人でした。歩いた距離は21.5qです。沿道募金は、その日の集計が複雑で、正確に掌握しにくいので割愛します。
 訪問した姫路市では、市長さんと議長さんからメッセージ(代読)をいただきました。