竹田昭彦日誌(#25)5月30日(水)


〈舞坂宿の松並木を行進〉

 今日の行進は、浜松市中区、西区、新居町、湖西市です。
 昨日まで、静岡県を歩いたコースで、東海道五十三次の松並木が残っている場所は極わずかでした。今日歩いた、舞坂宿(旧舞阪町、現浜松市西区)の松並木は、直線的に1qも続き、江戸時代にタイムスリップした気分です。街道がアスファルトではなく、土であったなら、昔そのものです。昔は、戦に反対し、平和を訴える行列があったのでしょうか。
 浜名湖弁天島(浜松市西区)の行進では中学生が、新居町の行進では小学生が、行進へ参加してくれました。ここの小・中学生は、反応が早いです。私たちが手を振ると、どの子もにこにこして手をふってくれます。「何しているの」からはじまり、賑やかになります。平和行進の趣旨の一部でも理解すると、一緒に歩いてみようと思うようです。
 静岡県の行進には、県内通し行進者が4人おります。3人は県内在住で、他の1人は和歌山です。和歌山からの人は、「わかやま市民生協」からの参加です。「わかやま市民生協」は、東京→広島コースを全て歩きます。1人ずつ、2週間交代でリレーします。このような、参加方法もあるのですね。
 静岡県行進最後の晩です。宿で、県実行委員会の役員の人たちと、通し行進者を含め、これまでの行進のまとめが話しあわれました。無事歩いて来たことと、新たな取り組みなどが評価され、改善点を出しあいました。私は、無事に行進できたお礼と、感動したことを話しました。改善点は、行進通行中にほとんどお巡りさんが見えず、行進者側の判断で、車の交通整理を行う危険性を話しました。行進を止めないで、行き交う車の交通整理は、プロのお巡りさんでも難しいことです。
 今日の参加者は、区間により45〜55人でした。歩いた距離は21qです。沿道募金は32,340円でした。訪問した浜松市西区長さんからはペナントを、新居町長さんと議長(代理副議長)からは歓迎のあいさつとペナントをいただきました。
舞坂宿の松並木を行進
=浜松市西区舞阪
中学生が飛び入り参加
=浜松市西区弁天島
通し行進者、左から小林さん、三輪さん、榛葉さん、竹田、箕輪さん(昨年通し行進)、楠井さん(和歌山)
=鷲津駅前ひまわり広場