<竹田昭彦日誌(26)6月30日(月)>
福井県から京都府へ
高浜町役場で椅子にかけて休憩
6月30日、福井県から京都府へ引き継ぐ日です。
朝9時、福井県西端の高浜町のJR若狭和田駅前で出発集会を開き、30余人の隊列で京都府の舞鶴市へ向かいました。
途中、高浜町役場により、助役さんから激励のあいさつをいただきました。役場の屋外の日陰に、役場で用意した椅子とテーブルがありました。そこで15分ほど休憩し、冷水をいただきました。その間、助役さんが冷水などの接待され、行進団の出発を見送ってもらいました。
このような接待は他に例がなく、驚きました。
行進団は、県境手前の若宮海水浴浜で、最後のまとめをしました。「高浜町の行進だけで募金18,605円が寄せられた」と発表され、大きな拍手が湧きました。
ここの浜辺は、外洋も見える景観の良い場所です。夏には、海水浴客が沢山くるそうです。
行進中に、民宿が多くあるのを見て、納得しました。
若狭湾の敦賀市から高浜町にかけては、原子力発電関連施設
京都府の行進がスタート=舞鶴市
が15ヶ所あり、「原発銀座」と言われていました。配管の破断事故を起こした「もんじゅ」もここにあります。
引き継ぎ集会は、県境の吉坂トンネル出口の京都府側で開かれました。福井県実行委員会を代表してあいさつした吉田一夫さんは、福井県の行進参加者が延べ478人、沿道募金合計が283,000円になった、と報告しました。
今日の福井県側を歩いた距離は、5.4kmです。
福井県を歩いた行進距離の合計は、122.2kmでした。
京都府の出発集会は、引き継ぎ場所から車で移動し、舞鶴市街地の松原公園で開かれました。そして、西舞鶴駅まで行進しました。
京都府側の行進は、参加者40人で3km歩きました。