竹田昭彦日誌(#94)8月07日(火) 

《 世界大会・長崎/開会総会 》

  原水爆禁止2001年世界大会・長崎/開会総会日です。
 総会は午後なので、午前中は「長崎原爆資料館」へ行きました。
 最初に、館内にある長崎市の「平和推進室」を訪ねました。
 推進室係長の梅原美佳子さんにお会いし、「日本非核宣言自治体協議会」関係の資料をいただきました。
 その後、資料館を見学しました。
 ここを、95年にも見学したことがありました。
 そのとき見た、原爆投下と同時に落した傘付き「爆圧等計測器」(原爆の威力、爆圧や強度、熱度などを測定する機器)を再度見ました。
 それは、ラジオゾンデと呼ばれるもので、地上500mで原爆が爆発したとき、ラジオゾンデは地上4000mありました。
 そのときの「爆圧等計測器」のデーターの電波を、米国はグアムの米軍基地でいち早く受信し、原爆の爆発を確認していたのです。
 アメリカの原爆投下は、爆発の威力を記録する実験でもあったのです。
 午後3時、世界大会・長崎/開会総会が、長崎市内にある「県立総合体育館」で開かれました。
 議事や報告が進むなかで、全国の通し行進者が壇上で紹介さらました。
 そこに、北海道内の通し行進者の佐藤さんが見え、「北海道→東京コース」の横断幕を一緒に持ちました。
 私の名前が呼ばれました。大きく手を振り、感謝の気持ちで応えました。
 (左から)カザフスタン代表、筆者、
ロシア
代表
(2人)
 爆圧等記録計