竹田昭彦日誌(#70)7月09日(月) 

《 松の木に残る戦争の爪痕 》

守屋町の松並木 松根油を採取した爪痕

 茎崎町での集会、谷和原村、伊奈町、守谷町の役場訪問です。
 午後1時、茎崎町の役場前で、「筑守平和の会」などの方たち20人が参加し、歓迎集会が開かれました。「筑守平和の会」は数年前に発足し、茎崎、谷和原、伊奈、守谷の4町村の50人で構成していました。この地域が、今年から平和行進の幹線コースになったそうです。会の「出番」がきたと、張り切っていました。茎崎町の町長さんに激励のあいさつを要請しましたが、初めてのことなので、町長さんが見合わせたそうです。
 この後は、谷和原村、伊奈町、守谷町の役場を訪問し、歓迎集会が開かれました。
 行進の方は、計画がなかったので残念に思いました。来年は、計画するそうです。
 伊奈町から守谷町へ入った場所で、松根油を採取した松並木を見学しました。戦時末期に戦闘機のガソリン不足から、松の樹液で燃料を製造しようとしたのです。戦争の爪痕が、痛々しく残っていました。